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Posted by たまりば運営事務局 at

2017年08月07日

“お母さん”ではなくなった母

認知症の人は何の脈絡もなく、「今なぜその話題?」と、いうようなことを突然話し出します。そして、しばらく同じことを毎日言い続けある日、ピタっと言わなくなるんです。どうやらマイブームがあるようなんですね~^^

「子ども達はいつ来るの?」。これは私の娘、母からみれば孫のことであり「達」と、複数形になっているのは恐らく、ひ孫のことかと思います。
前にも書きましたように離婚して実家に戻った私は、すぐに働きはじめ娘の子育てはほとんど母に任せきりでしたので、母の中では孫も自分の娘になっているんでしょうね~

娘家族は三重県にいるので、上京は年2回、夏休みと冬休みだけです。
「いつ来るの?いつ来るの?」といい続け、やっとその日が来て一緒に過ごしても、帰った翌日にはまた「いつ来るの?」が始まるんです。
もう会ったことを忘れてしまうんですね…
今年に入った当りから、そのブームも終わったようです。言わなくなりました。

突然始まる母の話には「お母さん」がたくさん登場します。
「ここのお母さんはどこに行ったの」「ここはお母さんが通るところだからね」「お母さんは元気なんでしょ」等々。一度「ここのお母さんはお母さんでしょ」と言ってみましたが、「えっ!」と言われてしまい話がややこしくなるので、ある時から母のことを「さっちゃん」と呼ぶようにしました。

母は何の違和感も疑問もなく、受け答えしてくれています。
とっくに親子関係の解消をしたつもりでしたが、ずっと「お母さん」と呼んでいました。もうお母さんではなくなっていたんですね。
若かりし頃のさっちゃんにタイムスリップしてしまったようです。

現在の名前を呼んでも反応がなかった人に、旧姓で呼びかけたら振り向いたというケースもあるそうです。

ただ、私の場合母なので「さっちゃん」と呼べますが、もし父だったら・・・
父が認知症にならないことをひたすら祈るだけですね(^人^;)

認知症
  
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)認知症あるある

    2017年08月06日

    人間の脳の60%は油

    アルツハイマー病や認知症と聞いて、30~40代の人は「今の自分には関係ない病気」と思われるでしょうね。私もそうでした!
    私が30~40代の時代はボケとか痴呆症といういい方でしたが、年をとればみんなそうなるんだからしょうがない・・・な~んて漠然とした捉え方で予防なんて考えもしなかった気がします( ̄- ̄;)

    もしかしたら今は、若年性アルツハイマーの診断も確立されていますから、現在の若い人の方が危機感はあるかもしれないですね。
    その危機感!大事にしてください
    アルツハイマーはある日突然発症するのではなく、多くの場合40~50代前後に発病しているらしいです。

    会話の中に「あれ」「これ」「それ」「なに」が増えてきたら要注意!
    海馬がダメージを受け変形してきたサイン!
    海馬は記憶に関する重要な役割を担っている部分です。海馬がダメージを受けるということは、アルツハイマーや認知症の発症の可能性大!

    しかし、近年「脳細胞のほとんどが加齢とともに減少していくが、この海馬だけは特別で年齢を経ても、細胞が増え続けていく特殊な部分がある」ことがわかったそうです。すごいことですね!

    ただ、海馬は酸化ストレスに弱く、さびやすいんです!

    トマトの花


      
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)食卓力

    2017年08月05日

    総合感冒薬の副作用

    認知症の人が風邪を引いたり、熱を出したりすると大変なんです。

    これも早いうちに知っておいた方がいい事の1つですが、「認知症の人が市販の総合感冒薬を飲むと結構な頻度で混乱、せん妄、徘徊といった副作用が現れる」ということです!

    これを知らなかった私は、ちょっと咳が出ていただけで予防のためにと、薬箱にあった葛根湯を飲ませました。これは副作用はありませんでしたが、いい効果もなかったので何の疑問も持たず、安易に飲ませてしまったんですね…総合感冒薬。ボーっとして起き上がれなくなってしまいました。初めてのことだったのでビックリしましたし、もうどうしたらいいのかオロオロするばかりでした。

    一番困ったのがトイレに行かれなかったことです。日中1回は無理やりな形でもなんとか行けたのですが、夜はどうしても起き上がれず苦肉の策で、パジャマの上から紙パンツを1枚を穿かせました。布団さえ濡れなければ何とかなる、と思いそうしたのですが成功でした^^

    二回目は原因は不明ですが、下痢嘔吐。気持ち悪いと言ってトイレに行くことはできたのですが、上から下からでもう大変…母も苦しかったでしょうが、私も泣きたかったです。トイレの床から壁から衣類も嘔吐物まみれ(T△T) 原因はわかりませんでしたが、自分に感染したら大変だと思い、マスクとゴム手袋はすぐに身につけました。

    三回目は発熱だけでしたし、私も経験を積んだので余裕がありました。顔が少し赤かったので熱を測ったら37℃を少し上回るくらい、食欲は普通にありましたがやはりぼーっとしていました。薬は一切飲ませず、頭を冷やし、パジャマの上から紙パンツを1枚。朝には熱も下がり、通常の認知症に戻っていました^^

    凄いですよね!自分で何らかの菌をやっつけたってことですよ!
    昭和一桁生まれは基礎体力があるのでしょうかね~関心してしまいました。

    ひまわり


      
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)認知症あるある出来事

    2017年08月04日

    言葉は波動

    認知症介護と育児は似ているところがあると、私は思います。

    私は以前「アドラー心理学」から、育児をしていく上で大事なことを学びました。「ことば」は波動として相手の心に伝わる
    誕生したばかりの赤ちゃんでさえも、自分に向けられている言葉が快なのか不快なのかを「泣く」「笑う」等の態度で表現する。
    精神科医であったアルフレッド・アドラー博士は仰いました。「一人の人間をダメにするのは簡単だ。毎日毎日その人に向かって『おまえはダメな人間だ』と言い続けたらいい」と。

    私がこれを学んだ時、娘はもう既に成人していましたので、育児に活かすことはできませんでしたが、母の介護で活用することができました。
    私が母に対し敬語で丁寧にゆっくり話すと、発想できたのもこの学びのお陰かだと思います。

    また、常に相手の気持ちになって考えると、いうこともありました。(私は自分だったらどうされたいかと考えました)
    例えば、無言で服を脱がされたら・・・怖いですよね!
    誰だって怖くて、不快になります。

    赤ちゃんや認知症のひとも同じなんですね~ですから、肌着や衣類に手をかける前に「着替えましょうね」とか「お着換え手伝いますね」とか、ちゃんと目を見て声をかけることが大事です。

    折り紙


      
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    タグ :認知症介護



  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)認知症あるあるセルフケア

    2017年08月03日

    ひらめきの結果は・・・

    テレビに子ども達が映るといい笑顔を見せてくれる母です。
    喜怒哀楽があることはいいことですね~♪安心します^^

    膝関節変形性の母の転倒を防ぐために部屋を変えた時、それまで父が使っていた介護用ベッドを母用にしました。たまたま知人に頂いたベッドで頭の方が上がるだけの古いベッドでした。

    今まで3~4回だったでしょうか、母がベッドから落ちてしまったことがあったんです。理由は様々ですが寝ている状態で落ちた訳ではなく、ベットに腰かけていてずり落ちたとか、滑ったとか・・・いづれも私が傍にいない時におきるので、確かなことはわかりません。

    ただそうなると、大変なんです!

    膝立ちができない上、本人に立ち上がろうという気がなく、体重も多過ぎ!
    一人ではとても無理なので父と知恵を絞り、いろいろ試し大判のタオルケットを、母のお尻の下に滑り込ませ、両端を持ってせーの!でベッドにのせました。あの お風呂事件 同様クタクタでした。

    なにしろ母は「何すんのよ!」「ほっとけ~」と暴れるので、大変なんてものではありませんでした。年に1回あるかないかのことだったので、これといった対策はしないでいたのですが、一人では絶対どうにもならないことですし、こんなことで万一、父が腰でも悪くしたら・・・いや、私自身の腰も心配です。

    そんな時、「これだ!」と閃きました。


    認知症

      
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)出来事アイテム

    2017年08月02日

    顔のシミより脳のシミ!

    「あの紫に惚れてたんだから・・・」
    笑点を見ながら母が発した言葉です( ̄◇ ̄;)あの紫とは、色のことなのか、円楽さんのことなのか? 後者だったら初耳ですよ~お母様!

    お味噌の材料でもある〝大豆〟と言えば、今や体にいい食べ物の代表格。タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維やオリゴ糖が含まれ、更にはミネラルも豊富。ファイトケミカルと言われるペプチド、レシチン、サポニンは疲労回復、コレステロール低下、抗酸化作用もあり、がん予防、美肌、アンチエイジングそしてもちろん認知症予防にも効果があります。

    だったら大豆だけ食べてればいいじゃん!という訳にはいかないから食育が必要なんですね~(´▽`)
    代表的な栄養素であるタンパク質で考えてみましょう。脳や心臓などの内臓や骨、筋肉、皮膚、毛髪、爪などはほとんどがタンパク質で、身体の中のタンパク質量は体重の20%を占めます。これを知っただけでもいかに良質のタンパク質が必要かがわかりますね~

    しかし、同じ物を食べ続けるとアレルギーになりやすいのです。だから昔からいろいろな物を食べたほうがいいと言われているんでしょうね。
    下記(写真の下)に詳しく書きましたが、タンパク質を体内で有効活用するまでには、複雑な働きがあり一歩間違えば体にいいはずのタンパク質が、異物になってしまうことがあるんです。

    最近よく聞くようになったアミロイドβは、アルツハイマー型認知症の原因の1つとして考えられています。
    アミロイド前駆体タンパク質は、通常は酵素によって2つに分解されますがその際、加齢によって代謝が異常になると、2つではなく、3つに分解されることで、アミロイドβタンパク質になってしまうんです。
    アミロイドβタンパク質は、単体では毒性は無いのですが、2つ以上つながると、アミロイドオリゴマーという物質になり、アルツハイマー型認知症の元凶、脳のシミになってしまうんです。

    顔のシミも気になりますが、脳のシミをもっと気にした方がいいかも~!
    バランス良くいろいろな物を食べ、代謝機能を衰えさせないことが認知症予防になるんです。


    大豆
      
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)食卓力

    2017年08月01日

    侮ることなかれ!ニ・オ・イ

    何年か前、「鼻が全然利かなくなったけど不便なことは何もないね」と、言った人がいました。その当時は私も「いやいや美味しい匂いがわからなくなるのは、ちょっとイヤだな」程度に考えていたんですが、今の状況になってみるととんでもない間違いだったと気づきます。

    隠れて目に見えない物や、体調の良し悪しを匂いで察知するんですよ!
    隠れて目に見えない物は大きなお便りだったりするんですが、母の部屋を変えた時、一度事件があったんです。
    母はデイサービスに行ったのに部屋が臭い・・・消臭剤をまき散らし時間をおき部屋に入るとまだ強烈な匂い!
    これはさすがにおかしいと思い、部屋を探索すると小間物を入れていた箱に、それはそれは立派なものがちゃんと収まっておりました。

    この時ほど嗅覚の本来の機能を実感したことはないです( ̄∀ ̄) 
    賞味期限が過ぎてしまった食べ物を鼻先に持ってきて、「うん、まだ大丈夫」なんて使い方はそれまでもありましたが、介護の現場でも嗅覚は絶対必要なものなんですね。だって、匂いを感じなかったら探さなかったということですから、恐ろしいですよね~( ̄- ̄;)

    介護のプロの方々はお便りの匂いで、病気などの判断をするという話を、聞いたことありますが私はそこまでできませ~ん。でも、朝起きた時の母の体臭や口臭には気をつけるようにしています。

    実は匂いというのは脳に直結しているので、いい匂いならリラックスしいい気分になりますが、大きなお便りのような匂いだと、よくないことをもたらしてしまうことがあります。
    私の友達の旦那様が初めてご自身の親御さんの下のお世話をした時、その匂いで鬱になってしまったと聞きました。
    経験がないことをするとき、自分がどうなるかなんてわからないですよね・・・

    さて、いい匂いの代表としてアロマオイルがあります♪
    アロマオイル


      
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  • Posted by ほし未有希 at 10:00Comments(0)出来事アイテム