たまりば

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  認知症あるある食卓力出来事アイテムオサレイベント

2017年08月20日

認知症あるある!でもね・・・

認知症を発症した多くの人が、同じようなことを言ったり、同じような行動をとることを認知症あるあると、私は呼んでいます。
徘徊や妄想、異食、過食等々いろいろありますが 
たとえば徘徊!
徘徊するという行動は「あるある」ですが、その理由は多分100人100通り「いろいろ」でしょう!
傍から見ると意味もなく、歩き回っているようにしか見えませんが、本人にはちゃんと目的があると、最近は認識されるようになったそうです。

「買い物に行く」、「会社に行く」、「昔住んでいた家に帰る」などの目的があって出かけたものの、途中で目的を忘れてしまったたり、あるいは道に迷ってしまったため、あてもなく歩いてしまった。
特に女性のの場合、結婚により生まれ育った土地や家から離れて暮らしていることが多いので、子どもの頃の家に帰りたいと外に出てしまうこともあるそうです。

徘徊が起こる原因には、認知症の人の現実検討力の低下や見当識障害、判断力の障害、記憶障害による年齢逆行、過去の仕事の再現、居場所のなさ、不適切なケアからの逃避、不安感や焦燥感など様々なものがあると考えられています。

介護者にしてみれば、理由はどうあれ「なんとかしなくちゃ!」となるわけですが、無理に止めると、欲求が阻止されるため、抵抗がおこることがあります。また、「あなたの子供は、もう50歳ですよ」などと現実を知らせたとしても、認知症の人は現実が理解できないので、ますます混乱することになります。

さらに、部屋などに鍵をかけることもあるかもしれませんが(施設などで部屋に鍵をかけたりすることは、身体拘束にあたる行為であり、法律的には高齢者虐待と見なされるため、禁止されています)、目的を持って出かけようとする人の部屋に鍵をかけたり、拘束したりすることは、認知症の人にとっては、理解できない理不尽な対応となります。
そのことにより、ケアへの抵抗や興奮、攻撃性、妄想などの行動・心理症状が出現してしまうことにもなり、つまり不適切な関わりが行動・心理症状を悪化させることになってしまうんです!

では、どんな対応をすればいいのでしょうか!






基本的には、徘徊の原因を探り、それに対する対処法を考える!
そうは言っても理屈で説得しようとしても無理があり難しい対応です。しかし、ごまかすのではなく、本人が納得できるような状況をつくることで成功した例を私は聞いたことがあります。

その方はお舅さんの徘徊に困っている方でした。ちょっとのすきに直ぐに出て行ってしまい、行く場所もまちまちで探し出すのに一苦労。
たまりかねてある建築家の方に相談したところ、お舅さんの居場所を作るというリフォームを提案されたそうです。
部屋ではなく居場所なんです。ここがポイントかもしれないですね^^

提案通りにリフォームし、建築家の方に言われた対応お舅さんがそこにいるときは掃除などせず、追い立てない」を実行したところピタっと徘徊がなくなったとのことでした。
こうなるとこのおじいちゃんは、自分の居場所を求めて外に出て行き道に迷い結果、徘徊となってしまったのか・・・と、推測できますね。

高齢者向けのリフォームというと、バリアフリーとか手すりの設置などが一般的ですが、このように対応とセットのリフォーム提案もあるんだなぁと、ある意味感動し印象に残ったお話しでした。

この例がどんな人にも当てはまるものではありませんが、〝認知症の人を1人の人間として大切にし、生活の質を高める方法で、その人の感じている世界を安心できるものにしていくことが、徘徊に対する根本的な予防法や対処法である〟と認知症介護研究・研究仙台センター長 加藤 伸司様のお言葉を引用させていただきます。




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