2017年08月08日
小さなストレスもティッシュに包んでポイ!
ティッシュを洗濯したことありますか?
誰も好き好んで洗濯するわけじゃないですよね^^ そう、ポケットに入っていたんですね…
これも認知症あるあるの1つのようですよ~、ティッシュのポケット詰め込み。
洗濯する時気をつけているつもりでも、忘れたり、見落としたり(> <。)
黒い衣類なんか一緒に洗ってしまったらもう悲惨です!
コロコロで時間かけて取るしかないですよね。うちもよくありました。
「ありました。」過去形です!今は一切ありません♪(〃 ̄m ̄)b
なぜなら、今はほとんど私が縫ったズボンばかり穿いているので、ポケットがついていないんです。ティッシュのことを考慮したわけではなく、ただ面倒だからつけなかっただけなんですが、ティッシュのことを気にせず洗濯機に放り込めるので楽ちんになりました♪
認知症の人に「ポケットにティッシュを入れないでください」と頼んでも、ほぼ100%いう通りにはしていただけないので、洗濯する人が気をつけなくてはなりません。つまり100%洗濯する人の責任!
認知症の人を責めるわけにはいきません。
でも、この手間のかかる予期せぬ出来事は本当にイヤになります。
ガックリします!特に自分の衣類を一緒に洗っていた場合など、
ウギャー!と叫びたくなるほどショックです。
母に「腰に手をあててポーズをとって」とお願いしたら、こうなりました↓
誰も好き好んで洗濯するわけじゃないですよね^^ そう、ポケットに入っていたんですね…
これも認知症あるあるの1つのようですよ~、ティッシュのポケット詰め込み。
洗濯する時気をつけているつもりでも、忘れたり、見落としたり(> <。)
黒い衣類なんか一緒に洗ってしまったらもう悲惨です!
コロコロで時間かけて取るしかないですよね。うちもよくありました。
「ありました。」過去形です!今は一切ありません♪(〃 ̄m ̄)b
なぜなら、今はほとんど私が縫ったズボンばかり穿いているので、ポケットがついていないんです。ティッシュのことを考慮したわけではなく、ただ面倒だからつけなかっただけなんですが、ティッシュのことを気にせず洗濯機に放り込めるので楽ちんになりました♪
認知症の人に「ポケットにティッシュを入れないでください」と頼んでも、ほぼ100%いう通りにはしていただけないので、洗濯する人が気をつけなくてはなりません。つまり100%洗濯する人の責任!
認知症の人を責めるわけにはいきません。
でも、この手間のかかる予期せぬ出来事は本当にイヤになります。
ガックリします!特に自分の衣類を一緒に洗っていた場合など、
ウギャー!と叫びたくなるほどショックです。
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2017年08月07日
“お母さん”ではなくなった母
認知症の人は何の脈絡もなく、「今なぜその話題?」と、いうようなことを突然話し出します。そして、しばらく同じことを毎日言い続けある日、ピタっと言わなくなるんです。どうやらマイブームがあるようなんですね~^^
「子ども達はいつ来るの?」。これは私の娘、母からみれば孫のことであり「達」と、複数形になっているのは恐らく、ひ孫のことかと思います。
前にも書きましたように離婚して実家に戻った私は、すぐに働きはじめ娘の子育てはほとんど母に任せきりでしたので、母の中では孫も自分の娘になっているんでしょうね~
娘家族は三重県にいるので、上京は年2回、夏休みと冬休みだけです。
「いつ来るの?いつ来るの?」といい続け、やっとその日が来て一緒に過ごしても、帰った翌日にはまた「いつ来るの?」が始まるんです。
もう会ったことを忘れてしまうんですね…
今年に入った当りから、そのブームも終わったようです。言わなくなりました。
突然始まる母の話には「お母さん」がたくさん登場します。
「ここのお母さんはどこに行ったの」「ここはお母さんが通るところだからね」「お母さんは元気なんでしょ」等々。一度「ここのお母さんはお母さんでしょ」と言ってみましたが、「えっ!」と言われてしまい話がややこしくなるので、ある時から母のことを「さっちゃん」と呼ぶようにしました。
母は何の違和感も疑問もなく、受け答えしてくれています。
とっくに親子関係の解消をしたつもりでしたが、ずっと「お母さん」と呼んでいました。もうお母さんではなくなっていたんですね。
若かりし頃のさっちゃんにタイムスリップしてしまったようです。
現在の名前を呼んでも反応がなかった人に、旧姓で呼びかけたら振り向いたというケースもあるそうです。
ただ、私の場合母なので「さっちゃん」と呼べますが、もし父だったら・・・
父が認知症にならないことをひたすら祈るだけですね(^人^;)
「子ども達はいつ来るの?」。これは私の娘、母からみれば孫のことであり「達」と、複数形になっているのは恐らく、ひ孫のことかと思います。
前にも書きましたように離婚して実家に戻った私は、すぐに働きはじめ娘の子育てはほとんど母に任せきりでしたので、母の中では孫も自分の娘になっているんでしょうね~
娘家族は三重県にいるので、上京は年2回、夏休みと冬休みだけです。
「いつ来るの?いつ来るの?」といい続け、やっとその日が来て一緒に過ごしても、帰った翌日にはまた「いつ来るの?」が始まるんです。
もう会ったことを忘れてしまうんですね…
今年に入った当りから、そのブームも終わったようです。言わなくなりました。
突然始まる母の話には「お母さん」がたくさん登場します。
「ここのお母さんはどこに行ったの」「ここはお母さんが通るところだからね」「お母さんは元気なんでしょ」等々。一度「ここのお母さんはお母さんでしょ」と言ってみましたが、「えっ!」と言われてしまい話がややこしくなるので、ある時から母のことを「さっちゃん」と呼ぶようにしました。
母は何の違和感も疑問もなく、受け答えしてくれています。
とっくに親子関係の解消をしたつもりでしたが、ずっと「お母さん」と呼んでいました。もうお母さんではなくなっていたんですね。
若かりし頃のさっちゃんにタイムスリップしてしまったようです。
現在の名前を呼んでも反応がなかった人に、旧姓で呼びかけたら振り向いたというケースもあるそうです。
ただ、私の場合母なので「さっちゃん」と呼べますが、もし父だったら・・・
父が認知症にならないことをひたすら祈るだけですね(^人^;)
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2017年08月06日
人間の脳の60%は油
アルツハイマー病や認知症と聞いて、30~40代の人は「今の自分には関係ない病気」と思われるでしょうね。私もそうでした!
私が30~40代の時代はボケとか痴呆症といういい方でしたが、年をとればみんなそうなるんだからしょうがない・・・な~んて漠然とした捉え方で予防なんて考えもしなかった気がします( ̄- ̄;)
もしかしたら今は、若年性アルツハイマーの診断も確立されていますから、現在の若い人の方が危機感はあるかもしれないですね。
その危機感!大事にしてください。
アルツハイマーはある日突然発症するのではなく、多くの場合40~50代前後に発病しているらしいです。
会話の中に「あれ」「これ」「それ」「なに」が増えてきたら要注意!
海馬がダメージを受け変形してきたサイン!
海馬は記憶に関する重要な役割を担っている部分です。海馬がダメージを受けるということは、アルツハイマーや認知症の発症の可能性大!
しかし、近年「脳細胞のほとんどが加齢とともに減少していくが、この海馬だけは特別で年齢を経ても、細胞が増え続けていく特殊な部分がある」ことがわかったそうです。すごいことですね!
ただ、海馬は酸化ストレスに弱く、さびやすいんです!
私が30~40代の時代はボケとか痴呆症といういい方でしたが、年をとればみんなそうなるんだからしょうがない・・・な~んて漠然とした捉え方で予防なんて考えもしなかった気がします( ̄- ̄;)
もしかしたら今は、若年性アルツハイマーの診断も確立されていますから、現在の若い人の方が危機感はあるかもしれないですね。
その危機感!大事にしてください。
アルツハイマーはある日突然発症するのではなく、多くの場合40~50代前後に発病しているらしいです。
会話の中に「あれ」「これ」「それ」「なに」が増えてきたら要注意!
海馬がダメージを受け変形してきたサイン!
海馬は記憶に関する重要な役割を担っている部分です。海馬がダメージを受けるということは、アルツハイマーや認知症の発症の可能性大!
しかし、近年「脳細胞のほとんどが加齢とともに減少していくが、この海馬だけは特別で年齢を経ても、細胞が増え続けていく特殊な部分がある」ことがわかったそうです。すごいことですね!
ただ、海馬は酸化ストレスに弱く、さびやすいんです!
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2017年08月05日
総合感冒薬の副作用
認知症の人が風邪を引いたり、熱を出したりすると大変なんです。
これも早いうちに知っておいた方がいい事の1つですが、「認知症の人が市販の総合感冒薬を飲むと結構な頻度で混乱、せん妄、徘徊といった副作用が現れる」ということです!
これを知らなかった私は、ちょっと咳が出ていただけで予防のためにと、薬箱にあった葛根湯を飲ませました。これは副作用はありませんでしたが、いい効果もなかったので何の疑問も持たず、安易に飲ませてしまったんですね…総合感冒薬。ボーっとして起き上がれなくなってしまいました。初めてのことだったのでビックリしましたし、もうどうしたらいいのかオロオロするばかりでした。
一番困ったのがトイレに行かれなかったことです。日中1回は無理やりな形でもなんとか行けたのですが、夜はどうしても起き上がれず苦肉の策で、パジャマの上から紙パンツを1枚を穿かせました。布団さえ濡れなければ何とかなる、と思いそうしたのですが成功でした^^
二回目は原因は不明ですが、下痢嘔吐。気持ち悪いと言ってトイレに行くことはできたのですが、上から下からでもう大変…母も苦しかったでしょうが、私も泣きたかったです。トイレの床から壁から衣類も嘔吐物まみれ(T△T) 原因はわかりませんでしたが、自分に感染したら大変だと思い、マスクとゴム手袋はすぐに身につけました。
三回目は発熱だけでしたし、私も経験を積んだので余裕がありました。顔が少し赤かったので熱を測ったら37℃を少し上回るくらい、食欲は普通にありましたがやはりぼーっとしていました。薬は一切飲ませず、頭を冷やし、パジャマの上から紙パンツを1枚。朝には熱も下がり、通常の認知症に戻っていました^^
凄いですよね!自分で何らかの菌をやっつけたってことですよ!
昭和一桁生まれは基礎体力があるのでしょうかね~関心してしまいました。
これも早いうちに知っておいた方がいい事の1つですが、「認知症の人が市販の総合感冒薬を飲むと結構な頻度で混乱、せん妄、徘徊といった副作用が現れる」ということです!
これを知らなかった私は、ちょっと咳が出ていただけで予防のためにと、薬箱にあった葛根湯を飲ませました。これは副作用はありませんでしたが、いい効果もなかったので何の疑問も持たず、安易に飲ませてしまったんですね…総合感冒薬。ボーっとして起き上がれなくなってしまいました。初めてのことだったのでビックリしましたし、もうどうしたらいいのかオロオロするばかりでした。
一番困ったのがトイレに行かれなかったことです。日中1回は無理やりな形でもなんとか行けたのですが、夜はどうしても起き上がれず苦肉の策で、パジャマの上から紙パンツを1枚を穿かせました。布団さえ濡れなければ何とかなる、と思いそうしたのですが成功でした^^
二回目は原因は不明ですが、下痢嘔吐。気持ち悪いと言ってトイレに行くことはできたのですが、上から下からでもう大変…母も苦しかったでしょうが、私も泣きたかったです。トイレの床から壁から衣類も嘔吐物まみれ(T△T) 原因はわかりませんでしたが、自分に感染したら大変だと思い、マスクとゴム手袋はすぐに身につけました。
三回目は発熱だけでしたし、私も経験を積んだので余裕がありました。顔が少し赤かったので熱を測ったら37℃を少し上回るくらい、食欲は普通にありましたがやはりぼーっとしていました。薬は一切飲ませず、頭を冷やし、パジャマの上から紙パンツを1枚。朝には熱も下がり、通常の認知症に戻っていました^^
凄いですよね!自分で何らかの菌をやっつけたってことですよ!
昭和一桁生まれは基礎体力があるのでしょうかね~関心してしまいました。
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2017年08月04日
言葉は波動
認知症介護と育児は似ているところがあると、私は思います。
私は以前「アドラー心理学」から、育児をしていく上で大事なことを学びました。「ことば」は波動として相手の心に伝わる。
誕生したばかりの赤ちゃんでさえも、自分に向けられている言葉が快なのか不快なのかを「泣く」「笑う」等の態度で表現する。
精神科医であったアルフレッド・アドラー博士は仰いました。「一人の人間をダメにするのは簡単だ。毎日毎日その人に向かって『おまえはダメな人間だ』と言い続けたらいい」と。
私がこれを学んだ時、娘はもう既に成人していましたので、育児に活かすことはできませんでしたが、母の介護で活用することができました。
私が母に対し敬語で丁寧にゆっくり話すと、発想できたのもこの学びのお陰かだと思います。
また、常に相手の気持ちになって考えると、いうこともありました。(私は自分だったらどうされたいかと考えました)
例えば、無言で服を脱がされたら・・・怖いですよね!
誰だって怖くて、不快になります。
赤ちゃんや認知症のひとも同じなんですね~ですから、肌着や衣類に手をかける前に「着替えましょうね」とか「お着換え手伝いますね」とか、ちゃんと目を見て声をかけることが大事です。
私は以前「アドラー心理学」から、育児をしていく上で大事なことを学びました。「ことば」は波動として相手の心に伝わる。
誕生したばかりの赤ちゃんでさえも、自分に向けられている言葉が快なのか不快なのかを「泣く」「笑う」等の態度で表現する。
精神科医であったアルフレッド・アドラー博士は仰いました。「一人の人間をダメにするのは簡単だ。毎日毎日その人に向かって『おまえはダメな人間だ』と言い続けたらいい」と。
私がこれを学んだ時、娘はもう既に成人していましたので、育児に活かすことはできませんでしたが、母の介護で活用することができました。
私が母に対し敬語で丁寧にゆっくり話すと、発想できたのもこの学びのお陰かだと思います。
また、常に相手の気持ちになって考えると、いうこともありました。(私は自分だったらどうされたいかと考えました)
例えば、無言で服を脱がされたら・・・怖いですよね!
誰だって怖くて、不快になります。
赤ちゃんや認知症のひとも同じなんですね~ですから、肌着や衣類に手をかける前に「着替えましょうね」とか「お着換え手伝いますね」とか、ちゃんと目を見て声をかけることが大事です。
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タグ :認知症介護