マーガリンとサラダ油

ほし未有希

2017年08月14日 10:00

『人間の脳の60%は油』 に続く油の話し第二弾です。

ひとくちに油、脂質、脂肪と言っても「飽和脂肪酸」とか「不飽和脂肪酸」いろいろありまして、私は研究者ではないので、正直詳しい解説は苦手です。なので、私自身が「へー!」「ほほぉ」「なるほどねー」と感動した部分を書いていきたいと思いますのでご了承ください。

私が育ってきた時代は、動物性の油より植物性がいいと言われ、いつからかバターはマーガリンになっていました。バターは高価な物でしたし、安価なマーガリンを当たり前のように消費してきましたが、なんと!
これがいけなかった( ̄◇ ̄;)

また、スーパーで「大特価一人2本まで」なんて広告が入ると、必ずかり出されたサラダ油。これも問題だった( ̄- ̄;)

この事実を知った時はショックでした!では何が良くないのでしょうか?

原料はコーン油、大豆油、なたね油、パーム油などの植物性の油ですが、液体を固形に精製する際に、トランス脂肪酸という自然界に存在しない不自然な分子構造になってしまった食品の代表が「マーガリン」だったんです。

トランス脂肪酸は、からだの中で分解することが難しく、悪玉コレステロールや中性脂肪を増加させ、善玉を減少してしまい様々な病気の引き金になります。

欧米やアジア諸国では表示義務化が進んでいるようですが、残念ながら今の日本ではトランス脂肪酸の表示義務などはありません。
フライドポテト、菓子パン、アイスクリームなど植物性油脂を加工に用いた食品に多く含まれているそうですが、これを知ったらもう食べられなくなりました(´△`)

そしてサラダ油!



大量生産のために高温加熱処理を経て精製された、サラダ油が脳と体に悪影響をおよぼす」と、医学博士・脳科学専門医 山嶋哲盛先生は著書の中で言われています。

さらに「サラダ油に含まれるリノール酸は、加熱すると神経毒に変身します。この神経毒は神経細胞の生存に必須の熱ショックタンパク質というものを酸化し、これがもとで神経細胞は死んでしまい、最終的に脳の海馬という部分を委縮させます」
そして「海馬が委縮、傷つくということは、物忘れ、アルツハイマー病、うつ病の発症の可能性を高める」とも綴られています。

簡単に言ってしまえば、ペットボトルで売られている安い油を食べ続けると、認知症になる確立が高い!と、私は解釈しました。





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